メールマガジン 成功への道しるべ(Success Guide Post)

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成功への道しるべ(508号)            2018328日     

 

         「天下布武」と「風林火山」

 

◆成功するための一番重要なことについてSMIの創立者P.マイヤー氏は

 

『何を達成したいのかハッキリとした目標を決意することです。

そして熱意の権化となってその目標に痛烈に直進専心することです』

と言います。

 

群雄割拠する戦国時代、尾張の弱小大名だった織田信長が数多の実力大名を

退け、一番に京へ軍を進め制圧することが出来のは、

この成功の原理原則に適った行動の結果です。 

 

 信長はある時期から「天下布武」を朱印に使い、何を達成したいのという

強いを決意をハッキリと示しています

 

◆信長が京へ上ることを意識し始めた時、いちばんの問題は最強の騎馬軍団

をもつ信玄にどう対応するかです。

 

短気で癇癪持ちと思われている信長ですが、この時期は卑屈なまでに恭順の

意を示し、莫大な贈り物を送り続けます。

信玄の機嫌を取り、庇護の下に立ちたいという態度を取っています。

 

それだけでは不安と、信玄の息子勝頼に我が娘を嫁にもらって欲しいとまで

申しでるのです。実質人質です。

 

戦国のドサクサの中から出てきた織田とは家格が違うが、貰ってやれという

ことになり、信玄は信長の本音を見抜けず信じてしまいます。

 

信長が勝頼のもとに稼がせた嫁というのは、なんと領内から探し出した

それらしい雰囲気を持っただけの娘なのです。

 

決戦を避け、時期を遅らせるためには何だってやるのです。

信玄が、それを知ったらカンカンになって怒ったことでしょう。

 

◆信玄は「風林火山」を旗印に日本一最強の騎馬軍団を作るという目標は

達成します。

 

武田は源平来の名門の大名です。信玄も当然京へ上り、この戦国時代の

チャンピオンになることを目指していました。

 

ただその間に背後から攻められるのを恐れ近隣諸国、特に北の上杉謙信と

10年近くも闘ってしまいます。

 

川中島を挟んで両雄の戦いは講談になったりしてよく知られていますが、

しょせん局地戦です。

 

早く手を打って京都に向かって兵を進めていたら途中の大小の大名を蹴散ら

かして京都制圧が出来たのです。

 

無駄な時を費やしているうちに織田軍は強くなり、信玄自身も歳をとって

いき、状況が悪くなってから行動を起こしますが、結局上手くいきません。

 

「天下布武」と「風林火山」に両者の決意の差を窺い知ることができます。

 

◆個人の場合でも、なにか大事を成し遂げたいなら、「何を達成したいのか」

ハッキリと目標を定め、なんとしてでもやるんだと決意することです。

 

そしてその目標達成のためには「どんな事だってやる」「どんな代償だって払う」

そんな覚悟で取り組めば目標は必ず達成されるでしょう。

 

潜在能力が引き出されます。自分でもアッと驚くようなアイディアやヒラメキ

が潜在意識から与えられます。

他人が見逃してしまうチャンスも逃さなくなるからです。

 

◆ところが学校でも社会へ出てからも、目標は他から与えられることが多く、

「どのようにしたら達成できるか」ばかり考えることが習慣化しています。

 

退職などで組織から離れると、自分で目標を設定し、自分でやると決断し

なければならない環境にガラッと変わってしまいます。

決断するには勇気がいります。

 

それで目標を持たなかったり、設定しても漠然とした目標のままにしてし

まう誘惑にかられるのです。

 

◆何を達成したいのかハッキリした目標を決意していないと、いつの間にか

目標に直接向かっての行動でなくなっていることがあるのです。

 

目標意識が弱いまま猛練習すること、学ぶこと,資格などを取ることに時間

やエネルギーを費やしても、労多くして実りは少ないでしょう。

 

 人生100年時代と最近よく云われます。組織から離れての人生は常に自分で

目標設定することが求められます。

 

目標がなければ舵を失った船のように波間に漂うことになってしまいます。

 

目標設定によって、自分の人生は、自分が支配するのだという覚悟が求めら

れるのです。

 

 

 

■編集後記

 

「最近は単なる寿命でなく、健康寿命ということがよく云われます。

長生きしても健康体であることは大切です。

 

かといって健康が人生の目標というのは、あまりにもつまらない人生

の目的である」

  

ある新聞のコラムからですが、確かに。